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聖花嫁図書館

St Bride Library (旧称St Bride Printing LibraryおよびSt Bride Typographical Library )は、主に印刷、ブックアート、タイポグラフィ、グラフィックデザインに専念するロンドンの図書館です。この図書館は、ロンドン市のブライドレーンにあるセントブライドファウンデーションインスティテュートにあります。これは、ロンドン市のニューブリッジストリートとの交差点近くにあるフリートストリートの南に続く小さな通りです。伝統的にブリティッシュ・プレスと同義であり、かつてロンドンの多くの新聞出版社の本拠地であった地域の中心に位置しています。この図書館は、近くの教会、聖花嫁教会、いわゆる「フリート通りの大聖堂」にちなんで名付けられました。ブライドウェルシアターは、財団に付属する劇場です。

St Bride Libraryは1895年11月20日に、印刷学校および印刷業界向けの技術図書館としてオープンしました。図書館は1922年に移転し、現在ロンドンカレッジオブコミュニケーションとして知られるようになりました。図書館のコレクションは、約3,600冊の雑誌と多数のアーティファクトのバックナンバーに加えて、約60,000冊の書籍やパンフレットに相当する膨大な量の印刷関連資料を組み込むように成長しました。豊富なコレクションの中には、エリックギルコレクション、ウィリアムアディソンドウィギンズコレクション、ベアトリスウォードコレクション、オックスフォード大学出版局のタイプ、カズロンとフィギンズの鋳造工場のパンチがあります。

2015年7月30日に、主要な資金問題の結果として、図書館の長期閉鎖が発表されました。図書館のスタッフは冗長になり、コレクションの将来は疑わしいと思われました。 2015年後半に経営陣が変更された後、管理委員会は、制限付きアクセスを許可する決定を下しました。閲覧室へのアクセスには料金はかかりませんが、クローズドアクセスストレージから取得したタイトルには、アイテムあたり£1の料金がかかります。閲覧室の学習スペースが限られているため、潜在的な訪問者は、訪問前に図書館にメールを送信して、開館日に対応できるようにする必要があります。

2017年1月以降、閲覧室は毎月第1および第3水曜日の正午から午後8時まで一般公開されています。図書館は8月に閉鎖されます。