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サバモビル

オーディオテープフォーマット

Sabamobilは、1964年に市場に登場したSABA製の磁気テープオーディオカートリッジ形式でした。3インチリール(7.62 cm)に4トラック¼インチテープを使用し、片側に2つのモノラルチャンネルを使用し、速度は3¾ips(9.5 cm / s)で、リール内のテープの固定端を取り外すことを除いて、リール間オーディオテープ録音と互換性がありました。 2つの保持クランプを取り外すことにより、工具を必要とせずにカートリッジを開けることができます。テープヘッドとキャプスタンはリールの間に配置されました。

米国では、プレーヤーは136米ドル(2018年は1099ドルに相当)、カセットは14米ドル(2018年には113米ドルに相当)、自動車に取り付けるアダプターは45米ドル(2018年には364米ドルに相当)で提供されました。モデルTK-R12には、中周波AM放送受信機も組み込まれており、5つのDタイプバッテリーでポータブルに操作することもできました。駆動アセンブリには駆動ベルトがありませんでした。コンパクトカセットの導入の翌年に登場し、すぐに8トラックとコンパクトカセットの市場シェアを失いました。

標準の3インチリールを再利用する同様の手法は、ディクテーションマシンPhilips Norelco EL3581の設計でしたが、トラックを再配置し、テープ速度を遅くしました。

外部リンク

  • Techmoan:Forgotten Format:The Sabamobil、YouTube、2017年6月22日
  • DampfradioforumのSabamobilの写真ギャラリー
  • Radiomuseum Rottenburg an der Laaberのサバモービルの技術データ