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PowerBook 180

PowerBook 180は、1992年10月にApple Computer、Inc.からPowerBook 160とともにリリースされたポータブルコンピューターです。当時は、以前のPowerBook 170に代わる新しい最上位モデルを構成していました。機能は170の機能と同じですが、より強力な33 MHz Motorola 68030 CPUおよびMotorola 68882 FPUとともに出荷されました。 160に加えて、新しい省電力機能が導入され、プロセッサは元の140と同じ速度であるより遅い16 MHzレートで実行できるようになりました。

PowerBook 180には、4インチのグレースケールを表示できる9.5インチ(240 mm)(対角)アクティブマトリックスLCDスクリーンが付属し、キーボードの下にトラックボールが取り付けられていました。 1.44 MBフロッピーディスクドライブと80 MB 2.5インチハードドライブも標準でした。

Apple Powerbookは、120 MBのハードドライブへの拡張のオプションも提供しました。キーボードを傾けるためのキーボードスタンドが装備されています。

それ以前のMacintoshポータブルと同様に、170には外部カラービデオポートが追加されていたため、180はMacintosh LC III +と同等の性能を備えた妥協のないデスクトップ代替品になりました。 1994年5月まで販売されていました。

PowerBook 180c

1993年6月、Appleはこのモデルの同じカラーバージョンであるPowerBook 180c(下図)をリリースしました。 256色を表示できる8.4インチ(210 mm)の対角線アクティブマトリックスカラーLCDを搭載し、640x480をネイティブ表示する最初のPowerBookでした(以前のすべてのPowerBookの解像度は640x400でした)。カラーディスプレイが厚くなった結果、外装ケースの蓋のデザインが変更され、PowerBook Duoシリーズで使用されていたものに似たものになりました。 PowerBook 165cでも同じ変更が使用され、より厚いカラーディスプレイにも対応しました。

PowerBook 180c
  • カバーを下にした背面ポート。
  • 180cの相対的な厚さを示す正面右図。
  • PowerBookの裏側。

PowerBookおよびiBookモデルのタイムライン